栞日 長野県松本市深志/ブックカフェ 本屋 カフェ イベントスペース ~ 長野県松本市をぶらぶら その13

次なる目的地へ

山山食堂さんからおしえて貰ったお店なんですが

地図によるとここらしい

はて？

カフェと聞いてたんですが看板が高橋ラジオ商会？

なんのこっちゃ

半信半疑で接近したところ

あーなるほど

元のお店の外観そのまんまで中をリノベーションしたお店のようですね

場所は〒390-0815 長野県松本市深志３丁目７−８

栞日さんです

松本市のリノベーション事情は、元のエイジングを大事にしつつ、新しいものをプラスする独自の文化がありますね

都内にもこういうお店ありますけど、個人的感想としましてバランス感覚、センスは都内以上だと思います

ランチタイムには少し早いし、食事よりお菓子と飲み物な気分だな

を！

昨日、安曇野のタケノスベイクさんでスコーン売り切れで空振ったところにこのお店もスコーンあるやーんらっきー

カレーあり

トーストの種類が多いのは昨今のカフェのトレンドですね

そつなくポイントを押さえてます

このお店、本屋兼カフェと聞いてました

一応少し本はあったけどほとんどがテーブルと椅子

まあそれはそうとして

スコーンを食べるつもりだったけど、別に今すぐ食べなくてもいいやってことでメープルナッツスコーン 350円をテイクアウトに変更

トーストと飲み物に

クレームブリュレの説明

菊池和歌子さんの写真集と巻末の一文に着想を得た「春を宿すクレームブリュレ」だそう

コンセプトが素敵です

京都オオヤコーヒー焙煎所の豆を使用

ブレンドとシングルで中煎りから中深煎りと私的にはありがたい

浅煎りあんまり好きじゃないんで

ノマドワーク向けな広いテーブルが印象的

商品が出来たらお持ちしますので2階にも席があるのでどうぞ とのこと

こんなにゆったりした店内なのに更に2階があるのね

んで

上にのぼってびっくり

ぅぇぇぇぇぇぇぃ！

1階が究極にシンプルでエイジングが良いブルックリンスタイルなのに2階はまるで秘密基地

壁一面に木箱を積み重ねるように配した不揃いな本棚がまず目に飛び込みます

なるほど

2階が本のスペースになってたんだね

お店厳選の本がずらりと

便利な通常の本屋ではなく、コンセプトに沿った選書の数々はこれまた近頃のブックカフェの王道

本以外にも雑貨も扱うようで

スイスのバッグメーカー FREITAGの商品がずらっと

ディスプレイもおしゃれー

つーか気になる本でいっぱいなんだけど！

この手作り感ある ~~な女ってシリーズ面白そう

このあと別のお店で昼食を食べるので軽めなメニューで

ハチミツバタートースト　450円

コーヒーは中深煎りのインドネシア　500円

ペーパードリップでしっかりした苦味と酸味

量も多くて嬉しい

美味しいです

発酵バターに地元松本市のアカシアの蜜

切れ目にじゅわーと染み込んだバターと純粋ハチミツのコク

美味しいに決まってます

2階には別室でギャラリースペースもあり

この日は写真展

作品にヌードもあったので引きで

いやはや

山山食堂さんに紹介してもらったおかげで今回来ましたが、松本を代表するお店のひとつと言ってたのも納得

栞日さんの評価　　　★★★★★★(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)

ここまで衝撃的なお店はなかなか無い

外観はかつての高橋ラジオ商会なるお店のまんま

中に入ると状況は一変

高い天井、コンクリート打ちっぱなしな無機質な空間にアンティークなチェアや建設現場の足場に使われる古いパーツをテーブルにリメイクしたり、リノベーションのセンスが素晴らしい

かつてのお店のエイジングを活かしたスタイルはデザインのバランス感覚に溢れてます

更に凄いのは2階

お店厳選の本が並ぶのですが、1階と明らかにデザインコンセプトが変わって、壁一面に木箱を不揃いに積み重ね埋め尽くす独特なディスプレイ

広大なスペースですが、席数は敢えて少なくお籠もり感が高い

ギャラリースペースがあったり、スイスのバッグメーカー FREITAGの商品がセンス良くディスプレイされてたり、2階は圧倒的ごちゃごちゃ空間

なんだけどやはりバランス感覚が良い

まったく煩わしさが無く、包み込まれるような不思議な安心感すら感じる空間

提供されるスコーンや多種のトースト類のレベルも高く、扱うコーヒーは京都オオヤコーヒー焙煎所の中煎りから中深煎りをペーパードリップと文句無し

更に店員さんの接客がまた良いのなんの

コミュ力の高さが伺える良い距離感で、話ててとても気持ちが良いです

まさか松本市にこんなスゴいお店があったとは

大きな店舗規模、1階と2階で違う内装デザイン、人当たりが良く気持ちの良い接客の店員さん、トータルのポテンシャルの高さ

少なくとも私は都内で此処を超えるお店を知りません

圧倒的でした

松本市に来て此処に来ないとか絶対ありえないですね

また利用させていただきます

つづく