JDI 株式会社ジャパンディスプレイ~横浜再訪その2
2012年 11月 12日
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**今回は特に、写真と文字数が無駄に多いです。ご了承下さい**
FPD International 2012 / MOBILE TECHNOLOGY 2012の会場に来ています。
そして
このブースを見るためだけに来たと言っても過言じゃない。
純日本の共同体メーカー
JDI 株式会社ジャパンディスプレイのブースです!
JDI 株式会社ジャパンディスプレイは
産業革新機構主導で、ソニーモバイルディスプレイ株式会社、東芝モバイルディスプレイ株式会社、株式会社日立ディスプレイズの3社の事業を統合し、産業革新機構が第三者割当増資で2000億円を出資して設立された。~wiki参照
それでわ
中へ!
入り口すぐにいきなり
Σ(゚Д゚)5インチFHD1920(w)×1080(h)画素443ppiパネルが
ppi(ピーピーアイ)とは、pixel per inchの略で、ビットマップ画像におけるピクセル密度(画素密度、pixel density)を示す単位である。
画素密度とは、すなわち、画像を表現する格子の細かさを画素密度と呼び、一般に1インチあたりのピクセルの数を表す(1平方インチあたりではない)。ppiで表したピクセル密度のことを単にppiと呼ぶことがある。
スクリーン線数の単位lpi (line per inch) や、ドット密度の単位dpi (dot per inch) とは、次元は同じだが表す量が異なるので、単純に換算はできない。
通常、印刷に対し使う。印刷では多数のピクセルを1つのドットで表すので、ppiはdpiより大きくなる(典型的には16倍など)。 ディスプレイでは、多くの場合、ピクセルとドットが1対1で対応するので、ppiはdpiに等しい。そのため、ppiとdpiは同じ意味で使われる。~wiki参照
簡単に言えば、ppiの数値が大きいほど画面がきれいです(簡単すぎたかなw)
ちなみに
Retinaディスプレイを搭載してるiPhone5,4S,4は326ppi
現行機種での最高値は、ARROWS X LTE (F-05D)、MEDIAS LTE (N-04D)、MEDIAS ( N-07D)、Disney Mobile on docomo (F-08D)、XperiaTM acro HD (SO-03D)、MEDIAS ES (N-05D)、ARROWS Z (ISW11F )の342ppiです。
JDI 株式会社ジャパンディスプレイの5インチFHDパネルの443ppiという数値がどれほど凄いかよくわかるんじゃないでしょうか。
接写してるけど
これ、前述の5インチFHDパネルの写真の続きです。
おわかりだろうか。
あまりにも文字が小さくてSONY Cyber-shot DSC-RX100では表現しきれません。
しかも、こんなに小さい文字でもはっきりと読み取れます。
すごい時代になったもんだなぁ・・
ちなみに
5型フルHD液晶搭載「Xperia Yuga(C6603)」
これに、この5インチFHDディスプレイが搭載されると予想
JDI 株式会社ジャパンディスプレイは
主要株主
株式会社産業革新機構 70%
ソニー株式会社 10%
株式会社東芝 10%
株式会社日立製作所 10%
と
ソニーが思い切り絡んでる会社ですからね。
間違いないでしょう。ソースはまだ無いけどw
そしてこれを見てください。
(´∀`)薄さもはんぱないです!
色も鮮明
応答速度も早そう
欠点あるのか?まじで
開始早々興奮しちゃいましたwww
センサーオンカバーレンズ搭載LCD
4.3インチ HD720 だけど、それでも342ppi
指で簡単にペイントみたいなことが出来た。反応も早く書き味はかなりいい。
実際に絵を書いた人がいたけど、上手かったってのもあったけど表現力もかなりのものだった。
ボタン1つで絵を消せる。応答速度は速かった。
ウルトラライトメディアタブレット
とにかく軽さ、薄さに拘った製品みたい。
WXGAと平均的だけど、ローコストモデル向け製品なのかな
JDI 株式会社ジャパンディスプレイのブースでよく見かけたんだけど
イノベーションビークル
WhiteMagicディスプレイは、光の三原色である
赤 (Red) ・緑 (Green) ・青 (Blue)RGBに白(White)
をプラスすることで
高輝度、省電力を可能にする技術。
ちなみに
このブログで使用してるカメラ
SONY Cyber-shot DSC-RX100の背面ディスプレイにも使用されてる技術
白をプラスしてるだけに、白が本当に綺麗。
多分、他のカメラの背面ディスプレイが黄ばんだ白に見えちゃうぐらい違いがあるんじゃないかな。
個人的には色合いも好みでとても気に入ってるけど、これは好みだからね。
デジカメってものにもよるけどバッテリー消費が激しいから省電力なのは嬉しいし、
高輝度のお陰で昼でも背面ディスプレイの視認性が高いのは利点。
コンセプトモデルだけど
車載用全面液晶ディスプレイ
日本車は良くわからないんだけど、実は外車では既に実用化されてる。
例をだすと
現行型Jaguar XJ
新しいところだと、私も大好きでまじで欲しいと思っている、
VOLVO V40がそうですね。
まぁ動画でも見てみてくださいな。
New Volvo V40 2012 - Active TFT Display at instrument cluster
Volvo V40 Test Drive (Display Digitale+Road Sign Information+Lane Keeping Aid)
この技術は必然だと思う。
いずれ、どの車にも採用されるんじゃないでしょうかね。当たり前に。
しかし
( ´_ゝ`)VOLVO V40まじで買おうかな・・
形状的に、先ほどのコンセプトモデル中央部分と同じディスプレイと思われる。
よくよく見たら、コーナーカットモデルってことは形状が四角形じゃないのね。
そしてタッチパネル。触ってみたけど応答速度はやはり速かった。
"Pixel Eyes"
液晶ディスプレイ内にタッチパネル機能を搭載した薄くて綺麗な液晶モジュール
モバイル機器向け液晶モジュールには、高精細、広視野角、高画質に加え、さらなる薄型化が求められています。
今回ソニーが開発した"ACX433BLN"は、新開発「インセルタッチパネル」"Pixel Eyes"(ピクセルアイズ)技術を採用することにより、従来外付け部品として必要であったタッチパネルが不要となり、モジュールの薄型化と界面反射の無い美しい画質を実現します。
また、ソニー独自のタッチ駆動方式により、高いS/N 比を実現しています。
OLED
有機エレクトロルミネッセンス(ゆうきエレクトロルミネッセンス、Organic Electro-Luminescence:OEL、有機EL:ゆうきイーエル)とは発光を伴う物理現象であり、その現象を利用した有機発光ダイオード(ゆうきはっこうダイオード、Organic light-emitting diode:OLED)や発光ポリマー(はっこうポリマー、Light Emitting Polymer:LEP)とも呼ばれる製品一般も指す。
これらの発光素子は発光層が有機化合物から成る発光ダイオード(LED)を構成しており、有機化合物中に注入された電子と正孔の再結合によって生じた励起子(エキシトン)によって発光する。日本では慣習的に「有機EL」と呼ばれることが多い。次世代ディスプレイのほか、LED照明と同様に次世代照明技術としても期待されている。~wiki参照
簡単に言えば有機ELですかね。
ちなみに326ppiだから
Retinaディスプレイを搭載してるiPhone5,4S,4と同等ですね。
まぁ某メーカーさんが350ppiの有機ELパネル開発成功してるらしいけど、製品品質、性能でどちらのメーカーが上回りTrueHD有機ELパネルを製品化するか楽しみですね。(某銀河S3はTrueHDじゃなく擬似HDであるPentile方式です)
ここから新技術ゾーンです。(多分、試作段階)
そしてこれまたすごい。
(;゚д゚)651ppi?!
2.3インチという笑っちゃうぐらい小さい画面でWXGA(1280×800画素)で解像度651ppiとかwww
(現状、製品化されてるので1番近いので任天堂DSの液晶画面1つが3インチ、ただし192×256で割り切れないけど106.667ppiと全然比較にもならない数値。651ppiがどれだけ凄いかおわかりだろうか)
「ドットによるジャギーのない活字印刷なみの滑らかな文字表示」のうたい文句に偽りなし!
ルーペ持参で食い入るようにパネルを見つめる人が多数いたけど、皆うなっていた。
(;゚д゚)4.38インチFullHD 503ppi?!
一番最初に紹介した、5型 1080x1920画素 443ppiのスマートフォン向けFull-HD液晶モジュールは量産開始済み。
こっちはまだ試作段階とはいえ画面サイズが小さくなって解像度がさらに上がってるという、一番最初の衝撃を上回る衝撃wwwはよ実用化して下さいwww
こちらは2D表示が上述のパネルと同等の画素、解像度を実現しつつ3D表示も実現(3D時は170ppi)
パネル横にスイッチボックスがあって、2Dと3Dを自由に切り替え可能でした。
実際に何度も切り替えてみたけどたしかに違いを実感できました。
まぁ、私は3Dにはあまり興味が無いので、上述の2D特化型の最新鋭パネルに1番期待します!
これは、放送用途対応と書かれてるぐらいだからプロ用かな?
4k2kと画素数がぶっ飛んでるから凄いのは当たり前として、発色の良さが印象的だった。
通常ゾーンに戻ります。
あ~
車載用メーターパネルはこっちの方が現実的なのかな。
さっきのはコンセプトモデルだしね。
sRGB(色空間)
色空間とは、表示・印刷できる色の範囲やその表現方式のことで、機器の特性によって表現できる色が異なることから、様々な方式がある。sRGBは異なる環境間で色の再現性を確保するために定められた色空間で、CRTディスプレイの色表現をベースに策定された規格。
AdobeRGB
sRGBに比べても遥かに広い範囲の再現領域を持ち、きめの細やかな色彩の表現が可能となっている。
例えば、デジタルカメラとパソコン、ディスプレイ、プリンタがすべてAdobeRGBに対応していれば、撮った写真をディスプレイ表示すると違う色になってしまったり、表示した写真を印刷すると違う色になってしまうといったトラブルを避けることができる。
デジカメ等の背面ディスプレイに搭載されると嬉しいだろうなぁ。
ディスプレイで見た写真とプリントした写真で色に違いがでたりしにくくなるってことだよね?
これも試作段階だけど製品化に期待!
JDIのプレゼン
私も見たけど、人だかりが凄くて通路塞がないようにお願いのアナウンスがでたw
イノベーションビークルの説明や
JDI公式にもある
技術の説明等がされてた。
新工場ももうじき稼動開始みたい。
TFTとしか書かれてないけど、超薄型への挑戦と言うぐらいだから液晶よね?
これって
1番最初に見た5インチFHDパネルだよね?
薄いと思ったら
(;´∀`)1mmどころか0.96mmとかどんだけ
お~!!
7インチタブレットマニアとしては、この
7インチWQXGA 2560(w)×1600(h)画素 431ppi
のパネルはもろストライクなんですが!!
JDIの技術
WhiteMagic
PixelEyes
IPS=In Plane Switching
LTPS~poly-siliconLCD
と全部入り!
あ~
早くこんなすごいパネルの製品が欲しいわ!!
と
100%紹介したわけじゃないんだけど、個人的に気になった部分を可能な限り載せました。
いかがだったでしょうか?
このFPD International 2012 / MOBILE TECHNOLOGY 2012の会場で
JDI 株式会社ジャパンディスプレイの来場者数は、他を圧倒してました。
なんかこう
日本の技術力の高さをたっぷり思い知らされた気がします。
早く、このすごいディスプレイを搭載した製品が欲しい!
純粋にそう思ったし、JDIの未来はかなり明るいと勝手に思いました。
最後にJDIさんへ
(´∀`)産業スパイに気をつけてくださいwww
いや結構まじでwww特にあの国www
会場見学、もうちょっと続きます。
**横浜再訪その3~FPD International 2012の続きへつづく**